株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン(本社: 東京都港区、代表取締役社長:ダニー・リスバーグ、以下 フィリップス)は、復元・環境整備され2011年9月20日にオープンした長崎県平戸市の「平戸オランダ商館」を、LED照明器具の提供を通じてサポートしたことを発表しました。
「平戸オランダ商館」は、江戸幕府から貿易を許可された東インド会社が、東アジアにおける貿易拠点として1609年に設置したものです。その跡地は1922年に「平戸和蘭商館跡」として国史跡の指定を受け、平戸市が2008年9月に建物復元整備工事を着工して以来、復元作業が進められてきました。この「平戸オランダ商館」建物内部の天井には、フィリップスの「LUXEON LED」を用いた照明が設置されています。
フィリップスの「LUXEON LED」は、高品質でエネルギー効率が高く、紫外線や発光による熱を発生しないため、照明による退色や劣化が懸念される「平戸オランダ商館」の展示品にふさわしいものです。
復元された「平戸オランダ商館」の開館記念式典において、平戸市市長 黒田成彦氏は「『平戸オランダ商館』は、370年の歴史の経過にも関わらず、当時をしのぐたたずまいをそのままに、堂々たる威風をもって見事に復元できました。日蘭交流発祥の地である平戸市において、国境を越えた友情を育むためのシンボルとして、また歴史学術の研究拠点機能を持ち合わせた新たなランドマークとて位置づけられると確信しています。オランダと日本の行く末永い融和と、両国の厚い絆の証として大切に守り伝えていきたいと思っております」と述べています。
株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン 代表取締役社長 ダニー・リスバーグは、
「世界における照明のリーディングカンパニーとして、フィリップスのLED照明が、復元された『平戸オランダ商館』に設置されたことを大変嬉しく思います。日本とオランダのさらなる友好の一助として、これからも、平戸オランダ商館を照らし続けていきたいと思います」と述べています。
「平戸オランダ商館」復元オープンについて
名称 :国指定史跡「平戸和蘭商館跡」復元建築物 平戸オランダ商館
オープン予定 :2011年9月20日
復元内容 :1640年頃のオランダ商館を復元、環境整備。1639年築造の倉庫を復元。
所在地 :長崎県平戸市大久保町2477番地
協力 :株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン他
「LUXEON LED」を用いた照明が設置された「平戸オランダ商館」