株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン(本社: 東京都港区、代表取締役社長:ダニー・リスバーグ)は、このたび、11月30日から幕張メッセで開催される「アグロ・イノベーション 2011」への出展を皮切りに、植物工場や温室栽培に最適な植物育成用LED照明ソリューションの提供を開始します。
LED照明を活用した植物育成は、人工光を利用した植物工場や温室栽培などに積極的に導入されています。とくに植物工場での栽培は、作物の安定供給や、近年高まる消費者の安全・安心・健康志向に応えるソリューションとして期待されています。フィリップスでは、農業大国オランダで培った植物育成のノウハウと先進的LED技術によって、LED照明による植物育成をサポートしてきました。
植物の育成には、それぞれの植物に最も適した光の調節が必要です。植物の色、糖度、水分量や育成の速度は、それぞれの植物によって必要な光の種類や照射のバランスが異なります。
フィリップスは、植物育成の専門家を抱え、植物によって異なる光のスペクトル、レベル、タイミングを調節し、それぞれの植物に最適な“光のレシピ”を作り出すノウハウと、植物の育成環境に応じて、光の照射角度や照射時間を厳密に算出・設定し、生産性の向上につながる最適な育成環境をサポートするノウハウを保有しています。フィリップスのLED照明を導入することで蛍光灯に比べて60%以上の消費電力削減*が可能になり、環境への負担を軽減するだけでなく生産コスト削減にも寄与します。
現在フィリップスは、世界100社以上の企業や研究団体と協力して、独自の技術を駆使したLED照明ソリューション「Philips GreenPower LED(フィリップス グリーンパワーLED)」シリーズを展開しており、オランダをはじめとしたヨーロッパ各国を中心に、レタス、トマト、イチゴ、菊などの栽培において多くの実績を挙げています。
日本市場においては、11月30日から幕張メッセで開催される「アグロ・イノベーション 2011」に出展し、「Philips GreenPower LED(フィリップス グリーンパワーLED)」シリーズの紹介を皮切りに、これまで海外で培った技術と実績を活かして、新たにこの分野に参入します。
今後は協力企業を拡大し、より多くのお客様にフィリップスのLED照明ソリューションを提供していきます。
*ロイヤル フィリップス エレクトロニクス調べ
「アグロ・イノベーション 2011」への出展について
会期:2011年11月30日(水)~12月2日(金) 9:30-16:30
会場:幕張メッセ
フィリップスブース小間番号:農業・園芸生産技術展 内 No.J-24
URL : http://www.jma.or.jp/ai/ja/
ブースにて、フィリップスの植物育成LED照明ソリューション「Philips GreenPower LED」を展示、ご紹介します。
フィリップスの植物育成LED照明ソリューションについて
フィリップスでは、植物学者や技術専門家が、農家や大学などの外部研究機関と連携して、過去5年以上に渡り、植物育成のためのLED照明ソリューションの研究を重ねてきました。現在では、世界100社以上の企業と協力して、独自の技術を駆使したLED照明ソリューション(Philips GreenPower LED)を展開しており、オランダをはじめとしたヨーロッパ各国を中心に、レタス、トマト、イチゴ、菊などの栽培において、光のスペクトル、レベル、タイミングを調節した独自の“光のレシピ”で多くの実績を挙げています。フィリップスは、世界におけるLED照明のリーディングカンパニーとして、植物育成に必要な“光のレシピ”の研究開発を今後も続けていきます。(http://www.philips.com/horti)