ドイツ、ミュンヘン – 照明の世界的リーダーであるロイヤル フィリップス (NYSE:PHG; AEX:PHIA)、ドイツのサッカー チャンピオンである FC バイエルン ミュンヘン、そのホーム スタジアムであるアリアンツ アレーナの三者は、ドイツ初、そしてヨーロッパ最大規模となるスタジアムに、エネルギー効率に優れたコネクテッド LED 照明を導入する業務提携を発表しました。3 年契約の一環として、フィリップスは、アリアンツ アレーナのスポンサーと同時に FC バイエルン ミュンヘンの公式照明パートナーになります。
71,137 名収容のスタジアムには、世界最大規模の外殻から成るファサードを備え、その高さは 35 メートル、敷地面積は 29,000 平方メートルにまで及びます。多彩な照明パターンやアニメーションで巨大なキャンバスとして使用することもでき、ファンや来場者に忘れられない体験を届けます。フィリップス照明器具 ColorGraze には 8,000 個もの LED が使用されているため、画像を表示するだけにとどまらず、アリアンツ アレーナならではの演出を行うことができます。また、新しい LED 照明システムは、従来の照明より 60% もエネルギー効率に優れています。
「当社は、このパレットで再現できる色を 3 万色から 1,600 万色以上に拡大していきます。アリアンツ アレーナが独自の雰囲気を生み出すことができる多数の照明シナリオを実現します」と、ドイツ、オーストラリア、スイスのフィリップスライティングのマネージング ディレクターである Roger Karner 氏は言います。これらのパートナーは、最初のデザインコンセプトを既に展開しており、今後も、関係する政府機関と協力して開発していきます。フィリップスの最新イノベーションは、コネクテッド照明ネットワーク全体の一部に過ぎません。各照明は、リアルタイムに正確に管理されます。色再現域や、アニメーションの色相互作用は、ファサードを構成する 1,056 色の光で彩られたセグメントでも生み出すことができます。
「フィリップスの新しい照明を導入することで、来場者や TV の視聴者は、一目見ただけで、試合から伝わる感情や力強さをたっぷり感じることができるようになります」と、FC バイエルン・ミュンヘン AG の CEO である、Karl-Heinz Rummenigge 氏は言います。
「FC バイエルンは、スタジアム照明の世界選手であるフィリップス社をチームの一員として歓迎します」と、理事会メンバーである Andreas Jung 氏は話しています。「私たちは、世界一魅力的なアリーナで共に勝利を掴み取ります」
世界のトップ ブランドであるフィリップスと FC バイエルン ミュンヘンは、ブランド コミュニケーションの観点でも密接に提携していきます。「フィリップスと FC バイエルンは、アレーナ ファンとのライブ イベントだけでなく、生活にも照明の魅力をもたらします。当社は、FC バイエルン ミュンヘンと提携し、すべてのチャネル向けにクリエイティブなコミュニケーション コンセプトを創造していきます」と、ドイツ、オーストラリア、スイスのブランド コミュニケーションの責任者である Thomas Schönen 氏は言います。
スポーツを持続するために確実な提案を
制御が可能なフィリップスの LED を使用すれば、スタジアム照明によるエネルギー消費量を約 60% 削減できます。その結果、年間でおよそ 362 トンの CO2 削減につながります。さらに、LED を長持ちさせるとメンテナンスを最小限に抑えることにつながります。この LED ソリューションを導入すれば、スポーツ分野の持続可能性を高め、地域を全体的に支えることができます。
フィリップスは、プログラミングやスタートアップ時の業務用照明器具の設計やプロジェクト企画からメンテナンスまで、サービスを全面的に請け負います。
フィリップスは、LED およびスポーツ照明の世界的リーダーです。同社は先月、フリッカーを発生させずに超スローモーションで再生可能な LED ピッチ照明システム、フィリップス ArenaVision LED を発売しました。本製品は、UEFA および FIFA の厳格な放送基準を満たしています。ブラジルで今夏開催されるサッカー トーナメントでは、12 箇所のうち 9 箇所のスタジアムでフィリップスの照明が採用される予定です。
株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、1953年に日本電子開発株式会社としてフィリップス製品の日本市場への輸入を開始し、いくつかの企業統合や社名変更等を経て2005年に社名を株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンに変更しました。現在は、ヘルスケア、ライティング、コンシューマーライフスタイル分野の製品を扱っています。2008年には、呼吸器、睡眠治療器などを扱うフジ・レスピロニクス株式会社を傘下に入れ、同社は2010年に社名をフィリップス・レスピロニクス合同会社としました。2015年には、カテーテルおよびワイヤーを使用した血管内イメージングおよび生理学的評価を行う装置を取り扱うボルケーノ・ジャパン株式会社を傘下に入れました。日本におけるフィリップスは3社合わせて約2,100名の従業員を擁し、全国約80ヵ所に事業所を展開しています。株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンの詳細につきましてはホームページをご覧ください。(http://www.philips.co.jp)
ロイヤル フィリップス(NYSE:PHG, AEX:PHI)は、人々の生活の向上を目指して常に革新的であり続け、ヘルスケア、コンシューマーライフスタイル、ライティング分野において健やかで満ち足りた暮らしを提供する企業です。本社はオランダで、2014年の売上は214億ユーロ、世界100ヵ国以上に約108,000人の従業員を擁しています。循環器疾患ケアや急性期疾患の診断治療とホームヘルスケア、省エネ照明ソリューション、新たな照明アプリケーション、および男性用シェーバーやグルーミング、オーラルヘルスケアにおいてリーダーシップを発揮しています。ニュースリリースについてはホームページをご覧ください。(http://www.philips.com/newscenter/)
フィリップス ライティング ジャパン合同会社
マーケティング部 担当: 久保/豊田