スペイン、マドリード – 照明の世界的リーダーであるロイヤル フィリップス (NYSE:PHG AEX:PHIA) は、エネルギー効率に優れた 225,000 個の照明をマドリッド政府に提供し、スマート シティの実現をサポートしています。道路照明システム全体をフィリップスのコネクティッド LED やエネルギー効率に優れた他の照明に一新するため、世界でも最大規模の照明アップグレードになります。
本製品を採用することでエネルギーが 44% 削減され、技術アップグレードにかかるコストをまかなうことができるため、マドリードでは地元住民にコストの負担をかけることなく、明るく安全、かつスマート シティにふさわしい最高品質の道路照明が導入されます。ライティング プロジェクトは、一般競争入札プロセスを通して、マドリッド市議会が雇用したエネルギーサービス会社 (ESCO) と提携して実施されます。
「このプロジェクトは、マドリード市で前例がないほど大規模な技術更新になるでしょう。重要な目標を成し遂げるには変化が必要です。すなわち、時と場所に応じて照明の光度規制を設けることで、エネルギー効率に優れた照明器具によってマドリード市内のエネルギー消費量を抑えながら、都市照明の寿命を延ばし、光害を制御することができます」と、マドリード市長の Ana Botella 氏は話します。「この新照明システムを導入すれば、スマート シティ実現に向けて大きく発展できます。持続性が高まり、地域の活性化にもつながります。」
新しい都市照明システムでは、高い必要性に応じて都市に見合った光度や照明時間を規制するコマンドパネルを使用できます。
「マドリードの照明リニューアル プロジェクトは、将来に向けた都市構築の第一歩です」と、フィリップス イベリアの CEO、Juan Sanabria 氏は言います。「よりスマートかつ安全で、エネルギー効率に優れた都市を目指したマドリード市に対してフィリップスが貢献できるのは、照明以上のメリットにつながる照明インフラをとおして、市民や消費者のニーズを汲み取る努力をすることです。」
交換済みのランプやランプポストは、水銀などの重金属を含む製品を安全に廃棄するための最新規制に従って、Ambilamp によってリサイクル処理されます。
数字で見るリニューアル プロセス:
株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、1953年に日本電子開発株式会社としてフィリップス製品の日本市場への輸入を開始し、いくつかの企業統合や社名変更等を経て2005年に社名を株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンに変更しました。現在は、ヘルスケア、ライティング、コンシューマーライフスタイル分野の製品を扱っています。2008年には、呼吸器、睡眠治療器などを扱うフジ・レスピロニクス株式会社を傘下に入れ、同社は2010年に社名をフィリップス・レスピロニクス合同会社としました。2015年には、カテーテルおよびワイヤーを使用した血管内イメージングおよび生理学的評価を行う装置を取り扱うボルケーノ・ジャパン株式会社を傘下に入れました。日本におけるフィリップスは3社合わせて約2,100名の従業員を擁し、全国約80ヵ所に事業所を展開しています。株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンの詳細につきましてはホームページをご覧ください。(http://www.philips.co.jp)
ロイヤル フィリップス(NYSE:PHG, AEX:PHI)は、人々の生活の向上を目指して常に革新的であり続け、ヘルスケア、コンシューマーライフスタイル、ライティング分野において健やかで満ち足りた暮らしを提供する企業です。本社はオランダで、2014年の売上は214億ユーロ、世界100ヵ国以上に約108,000人の従業員を擁しています。循環器疾患ケアや急性期疾患の診断治療とホームヘルスケア、省エネ照明ソリューション、新たな照明アプリケーション、および男性用シェーバーやグルーミング、オーラルヘルスケアにおいてリーダーシップを発揮しています。ニュースリリースについてはホームページをご覧ください。(http://www.philips.com/newscenter/)
フィリップス ライティング ジャパン合同会社
マーケティング部 担当: 久保/豊田