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    ロサンゼルス、フィリップスのモバイルとクラウドの技術を通して道路照明を制御した世界初の都市に


    ※この報道用資料は、2015年4月8日米国で発表されたプレスインフォメーションの抄訳版です。

    2015 年 4 月 8 日

    • フィリップスの新製品、CityTouch によってエネルギーの節約と街路の安全性を実現
    • コネクティッド システムで、エラーの記録や試運転の時間削減が可能に
    • ワイヤレス プラグインとプレイ コネクターのノードを活用することであらゆるベンダの道路照明の接続が可能に、最小限の投資を実現

     

    ニュージャージー州、サマセット – 照明関連の製品を手掛ける最大手企業のロイヤル フィリップス (NYSE:PHG, AEX:PHIA) は、ロサンゼルスが、モバイルおよびクラウドベースのテクノロジーを使用した先進的なフィリップス管理システムを通じて、地域の道路照明を制御した初の都市になったことを発表しました。LA の道路照明局は次世代の LED 道路照明の先駆者としてこの新しい技術を導入することにより、エネルギー節約、メンテナンスの手間削減、LA 居住者の安全性を実現する高品質の照明を提供する新ソリューションを実現しました。また、この技術によって、Garcetti 市長の Great Streets 構想が後押しされたことで、これまでよりも LA の歩行者に配慮した道路が完成し、地域交流の促進につながっています。

     

    LA は、道路照明などの都市サービスの向上を図る都市管理者を手助けする Web ベースの技術を採用するなど、スマートな都市イノベーションの最前線に立ち続けてきました。フィリップスのコネクティッド照明管理システム、CityTouch を導入することで、LA の道路照明局は、照明器具をリモート操作できるだけでなく、エネルギー消費量や各照明の状況を監視することができます。各照明器具にはモバイル チップ技術が搭載されているため、道路照明を識別し、瞬時に点灯・消灯することができます。この最新プラグ アンド プレイ アプローチは、各照明器具の設定にかかるコストを削減するだけでなく、試運転の時間を大幅に削減し、すぐに運転を開始できます。その上、どの Web ブラウザからでもシステム全体を安全に制御し、遠隔操作できます。

     

    「LA は米国内のどの都市よりも LED 道路照明が多く、その範囲はセンターライン マイルにして 7500 マイルほどです」と、ロサンゼルス市の道路照明局長 Ed Ebrahimian 氏は言います。「道路照明を遠隔操作したり、各照明のエネルギー消費量を正確に記録したりできるだけでなく、取り付けが簡単で、先進的な都市プランに幅広く適応する柔軟性を備えたソリューションが必要でした。昨年、複数のソリューションを試験的に導入した上で、インフラへの投資や調整の必要がない CityTouch の実装を決めました。」

     

    CityTouch は既に 31 ヶ国で導入いただいておりますが、今回 LA に導入されるソリューションは、フィリップスの CityTouch コネクター ノードを使用して各光点に直接接続する世界初のソリューションです。どのメーカーの照明でも接続することができます。その結果、従来の照明器具と LED システムの寿命は同様に長くなり、それぞれをコネクティッド光点として利用できます。CityTouch があれば、照明局は、地図ベースの画像や図表で、その場にいながら都市全体の照明システムをはっきりと確認することができます。LED 技術と管理ソフトウェアが一体型設計となっているため、照明局は容易に資産管理ができ、地元住民は、十分な照明を安全に長く使用することができます。

     

    「フィリップスの CityTouch によって、LED 道路照明の管理レベルが一歩進んだことで、Garcetti 市長の Great Streets プログラムが後押しされ、結果として、視界が良くなって安全性は強化され、地域のニーズに合った照明を実現しました」と、フィリップス ライティング アメリカの社長 Amy Huntington 氏は言います。「照明の管理機能が向上したことで、地域エネルギーの効率化を図る構想を後押しするだけでなく、街路の景観に有益な効果を与え、地域の活性化に大きく貢献しています。」

     

    フィリップスの CityTouch 照明管理ソフトウェアの詳細については、www.philips.com/citytouch をご覧ください。

    日本におけるフィリップスについて

     

    株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、1953年に日本電子開発株式会社としてフィリップス製品の日本市場への輸入を開始し、いくつかの企業統合や社名変更等を経て2005年に社名を株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンに変更しました。現在は、ヘルスケア、ライティング、コンシューマーライフスタイル分野の製品を扱っています。2008年には、呼吸器、睡眠治療器などを扱うフジ・レスピロニクス株式会社を傘下に入れ、同社は2010年に社名をフィリップス・レスピロニクス合同会社としました。2015年には、カテーテルおよびワイヤーを使用した血管内イメージングおよび生理学的評価を行う装置を取り扱うボルケーノ・ジャパン株式会社を傘下に入れました。日本におけるフィリップスは3社合わせて約2,100名の従業員を擁し、全国約80ヵ所に事業所を展開しています。株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンの詳細につきましてはホームページをご覧ください。(http://www.philips.co.jp

    ロイヤル フィリップスについて

     

    ロイヤル フィリップス(NYSE:PHG, AEX:PHI)は、人々の生活の向上を目指して常に革新的であり続け、ヘルスケア、コンシューマーライフスタイル、ライティング分野において健やかで満ち足りた暮らしを提供する企業です。本社はオランダで、2014年の売上は214億ユーロ、世界100ヵ国以上に約108,000人の従業員を擁しています。循環器疾患ケアや急性期疾患の診断治療とホームヘルスケア、省エネ照明ソリューション、新たな照明アプリケーション、および男性用シェーバーやグルーミング、オーラルヘルスケアにおいてリーダーシップを発揮しています。ニュースリリースについてはホームページをご覧ください。(http://www.philips.com/newscenter/

    報道関係および企業に関するお問い合わせ

     

    フィリップス ライティング ジャパン合同会社

    マーケティング部  担当: 久保/豊田