シグニファイジャパン合同会社(本社:東京都港区、職務執行者 社長:園田 悟、以下 シグニファイジャパン)は、照明のIoTプラットフォーム「Interact」より、建造物向けのIoT照明ソリューション「Interact Landmark(インタラクト ランドマーク)」の日本での提供開始を発表しました。
都市照明は、ランドマークを芸術的にライトアップして地域の観光産業の起点としたり、大型建造物のライトアップを通じてキャンペーンやメッセージを送るなど、様々な活用方法で需要が高まっています。それに伴い演出方法も多岐に渡ることから、都市照明の効率的な制御方法が求められています。
シグニファイジャパンは、照明のIoTプラットフォーム「Interact」を用いて、スポーツ、ランドマーク、インダストリーなど、照明を使用するシーンに応じた製品との組み合わせによるIoT照明ソリューションを提供しています。今回新たに日本での提供を開始する「Interact Landmark」は、クラウドベースでの照明の管理・モニタリング、演出のコントロールに加え、その照明に対する社会的な反響(記事やSNSなど)を一元管理する建造物向けのIoT照明ソリューションです。世界中どこからでもインターネットに接続できればアクセスすることが可能なため、設置時やメンテナンス時以外に現場に出向く必要がなくなります。またシグニファイジャパンが扱うカラーキネティクスブランドのカラー照明すべてを組み合わせられ、既存製品を設置した箇所でも導入することができます。
グローバルではすでに展開しており、アメリカ・ニューヨークのエンパイア・ステート・ビルディングやイギリスのロンドン橋、中国の珠江などで導入され、都市の彩りに一役買っています。なお、日本では2019年1月より提供開始しました。
Interact Landmarkの主な特長
- 管理・モニタリング
複数の建造物に設置している照明の不備やエネルギー効率の状態を画面上で一括して確認でき、点検のために実際に現場へ足を運ぶ必要がなくなります。
また各拠点にグローバルのパートナー企業であるAxis社のモニタリングカメラを設置することで、現場の様子を目視することができ、演出用のプログラミングの確認や故障箇所の把握を容易にします。
- 照明演出のコントロール
各照明の色や照度の変更、スケジュールによる演出照明の切り替え、また予めプログラムした照明演出をシーンとして登録し、直感的なアプケーションで呼び出すことができます。
複数の建造物の照明演出を同時に切り替えたり、建造物ごとに照明演出を変更するなど、エンターテインメント性の高いショーを誰でも簡単にコントロールできます。
- Social Impact機能(社会的な反響の確認)
建造物の照明を都市観光に活用する際に、その照明に対する住人や観光客からの反響を集約して確認できる「Social Impact(ソーシャルインパクト)」の機能を備えました。
従来は別途調査を行う必要があり、手間とコストがかかってしまいました。これをソリューションに組み込んだことで、クイックに照明計画を改善することが可能になります。
- 「ライティング・フェア2019」にて初展示
シグニファイジャパンは、3月5日(火)から3月8日(金)に東京ビッグサイトで開催される「ライティング・フェア2019」に出展します。「Interact Landmark」についても先駆けて紹介しますので、ぜひお立ち寄りください。
ライティング・フェア2019 https://messe.nikkei.co.jp/exhibitor/info/LF/ja/11382
*1:Social Impact機能は2019年後半より提供開始予定。